ニュースリリース

2013.02.15
「ビタミンDは現在、最も注目されているビタミンである」

<オーソモレキュラー医学ニュースサービスー日本語版>
 <国際版編集主幹> Andrew W. Saul, Ph.D. (USA)
 <日本語版監修> 柳澤 厚生(点滴療法研究会) 
          溝口 徹 (新宿溝口クリニック)   姫野 友美(ひめのともみクリニック)
          齋藤 糧三(日本機能性医学研究所)  北原 健 (日本オーソモレキュラー医学会)
 <翻訳協力>   西本貿易株式会社ナチュメディカ事業グループ

* 国際オーソモレキュラー医学会ニュース<日本語版>は自由に引用・配信ができます。引用の際は必ず引用元「国際オーソモレキュラー医学会ニュース」とURL(http://www.iv-therapy.jp/omns/)を記載してください。

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(English版はこちら)

「ビタミンDは現在、最も注目されているビタミンである」

執筆者:William B. Grant, Ph.D.

(OMNS、2013年1月17日)  PubMed.gov(訳註:医学文献の検索データベース)によると、表題や抄録に「ビタミンD」という語が入っている公表文献は、2012年中に約3,600本あった。PubMedに掲載されたビタミンD関連の公表文献を合計すると、これで約33,800本となる(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed)。合計で比較すると、ビタミンC(アスコルビン酸)関連の公表文献は約35,100本、ビタミンE関連は約21,700本、ビタミンA関連は約19,100本、葉酸関連は約17,600本、ビタミンB12関連は約12,000本となっている。しかし、2000年の頭から数えると、ビタミンDに関する公表文献は約20,500本あるが、ビタミンC(アスコルビン酸)に関するものは約16,300本にすぎない。このように、ビタミンDは、最も注目されているビタミンである。ただ、厳密に言えば、ビタミンではない。紫外線B波(UVB)の作用によって体内で作ることができる、必要なホルモンの一つである。しかし、これは食事やサプリメントで経口摂取することもできる。


2012年のトップ16に入るビタミンD関連論文

2012年度末にPubMed.govで検索して選んだ、2012年度の上位に入るビタミンD関連論文を以下に挙げる。これを挙げるにあたり、まずは候補となる論文60本を選んだ。次に、そのリストをビタミンDの研究者と支持者から成る審査員団に送り、そこで数本の論文が追加された上で、全リストを対象に採決が行われた。最終的なリストには、様々な健康効果による論文が含まれていた。他にもすばらしい論文が多くあったが、スペースに限りがあるため、掲載することができなかった。


妊娠期間中の4,000 IUのビタミンD3摂取による多大な効果

今年かなりの関心を生んだ話題の一つに、「妊娠期間中のビタミンDの役割」があった。サウスカロライナ医学大学の研究グループは、一組の論文にて、妊娠期間中のビタミンD補給に関する無作為化比較試験の結果と示唆について考察している [Hollis et al., 2012、Wagner et al., 2012]。この試験には300人以上の女性が参加し、1日当たり400 IU、2,000 IUまたは4,000 IUのビタミンD3が含まれているサプリメント、もしくはプラセボのいずれかを摂るよう割り当てられた。高カルシウム血症や高カルシウム尿症などの副作用は一切見られなかった。この試験により、血清25-ヒドロキシビタミンD [25(OH)D]値を、ほぼ最適な1,25-ジヒドロキシビタミンD値である約40 ng/mLまで高めるには(nmol/L単位に換算するには、ng/mLの値に2.5を掛ける)、4,000 IU/日という量が必要であることがわかった。1,25-ジヒドロキシビタミンDは、ビタミンDの活性代謝産物またはホルモン代謝産物であり、とくに、数百の遺伝子の発現をコントロールする。(胎児の発達に対するビタミンDの影響の概要については、Hossein-nezhad and Holick [2012] を参照。)この研究では、ビタミンDの用量が多かったグループほど、初回帝王切開分娩および妊娠高血圧腎症のリスクに有意な低下が見られた。早産や低出生体重など、有害な他の妊娠転帰は、ビタミンD欠乏によって生じるが、こうした条件下で統計的に有意な結果を得るには、試験の参加者数が少なすぎた。


ビタミンD欠乏は自閉症の重要な危険因子であることを示すエビデンスの増加

サウジアラビアで行われた研究では、8歳前後の自閉症児における血清25(OH)D値と抗ミエリン関連糖タンパク質(抗MAG)自己抗体との関係が調べられた [Mostafa and Al-Ayadhi, 2012]。この2つの数値には、きわめて強い逆相関が見られた(r = -0.86, p<0.001)。健常児の平均血清25(OH)D値は33 ng/mLであったのに対し、自閉症児の平均は19 ng/mLであった。自閉症児も健常児も、1週当たりの日光暴露時間は約6時間であった。ミエリン関連糖タンパク質(MAG)が自閉症児に関連している理由は、MAGが若いニューロンの再生を促進する化合物だからである。抗MAG自己抗体は、健常な神経系を維持する細胞を攻撃することにより、ニューロンに関係している一部の自己免疫疾患に関与していると思われる。血清中の抗MAG自己抗体の値には、小児自閉症評定尺度による自閉症測定値と強い関連が見られている。これは、ビタミンD欠乏が何らかの形で自閉症と関連していることを示す、非常に強力なエビデンスである。自閉症がある人の血清25(OH)D値を上げれば自閉症の症状が軽減されるかどうかは、まだ明らかになっていない。


妊娠期間中のビタミンD低値は、小児期の言語機能障害に関連がある

オーストラリアのパースで行われた研究では、妊娠18週の時点で妊婦の血清25(OH)D値を測定し、その後、生まれた子が5歳と10歳のときに、子の言語機能障害の測定を行った。その結果、血清25(OH)D値が18 ng/mL未満であったグループでは、25(OH)D値が28ng/mLを超えていたグループと比較して、子が臨床的に重大な言語障害を有するリスクが2倍になっていた。その正確な原因はまだわかっていないが、多くの可能性がある。2000年代始めに米国で行われた研究によると、出産可能年齢の白人女性の平均25(OH)D値は26 ng/mLであったのに対し、出産可能年齢の黒人女性の平均25(OH)D値は14 ng/mLであった。現行の基準では、どちらの数値も低い。以下で説明するとおり、皮膚の色は、日光暴露によって生成されるビタミンDの血清値に直接関連している。


ビタミンD値が高いほど、総死亡率が低下

小児期とは対極にある人生の局面での興味深い話題として、死亡率と血清25(OH)D値との関係があった。11の観察研究と約60,000人の被験者を対象としたメタ分析にて、25(OH)D値が最も高い部類では、最も低い部類と比較して、約10年間の死亡リスクが29%低いことがわかった [Zittermann et al., 2012]。摂取量の段階的比較では、血漿25(OH)D 値について、約11 ng/mLという中央値から始まって、5 ng/mL増えると14%、10 ng/mL増えると 23%、20 ng/mL増えると39%、死亡リスクが低下していた。開始時の血清25(OH)D値が最も低かったグループにて、最大の効果が見られた。開始時の血清25(OH)D値がそれより高く、最適値(30~40 ng/mL)に近かったグループでは、ビタミンDを追加摂取してもそれほどの効果は見られなかった。開始時の血清25(OH)D値と健康転帰とのこうした関係については、健康関連の他の多くの研究結果と類似しているため、驚くにはあたらない。試験期間中に25(OH)D値が変化した可能性があり、また、これとは無関係の原因で死亡した被験者もいるため、死亡率に対する血清25(OH)D値の実際の影響は、上記の推定値よりも大きい。


また、循環器疾患のリスクも低下

循環器疾患は、死亡率に対する重要な寄与因子の一つである。カンザス州の約11,000人の患者に関する研究結果が報告された。この患者の平均年齢は58±15歳、体格指数は30±8 kg/m2、平均血清25(OH)D値は24±14 ng/mLであった [Vacek et al., 2012]。血清25(OH)D値が30 ng/mL未満である場合に、高血圧症、冠動脈疾患、心筋症、糖尿病を含む、いくつかの心血管関連疾患との有意な関連が見られた。血清25(OH)D値が30 ng/mL未満であったグループは、5.5年後の時点で、25(OH)D値がそれ以上であったグループと比較して、死亡率が2倍になっていた。


また、2型糖尿病のリスクも低下

約2,000人の前糖尿病患者を対象とした2.7年間の試験によると、25(OH)D値が上位3分の1に入っていたグループ(中央値30.1 ng/mL)は、下位3分の1に入っていたグループ(中央値12.8 ng/mL)と比較して、2型糖尿病の発症リスクが28%低くなっていた [Pittas, 2012]。


そして、1型糖尿病(T1DM)のリスクも低下

2002年から2011年の間にインスリン依存性糖尿病(T1DM)を発症した米国軍人1,000人のデータにもとづき、この病気に関する観察研究が行われた [Gorham et al., 2012]。この被験者は、T1DMを発症する1~10年前に、血液サンプルを提供していた。被験者は、T1DMを発症していない別の軍人1,000人と入念にマッチングさせた。血清25(OH)D値が24 ng/mLを超えていたグループでは、24 ng/mL未満であったグループと比較して、T1DMの発症リスクが78%低くなっていた。この研究結果は、統計的にきわめて有意であり、その型に関する最強の研究の一つである。


細菌感染とウイルス感染の減少

ビタミンDによる感染リスク低減効果は、関心が高まっている話題の一つである。ビタミンDは、主として、抗微生物性と抗内毒素特性があるポリペプチドの一種であるカテリシジンの生成を誘発することにより、主に自然免疫系を強化して、感染リスクを下げる。また、ビタミンDは、細胞のシグナリング分子の一種であるサイトカインの生成を、炎症性サイトカインを避けるように切り替え、他にも、自然免疫糸と適応免疫系の両方に数々の作用をもたらす [Lang et al., 2012]。これまでに見つかっているビタミンDの効果は、ほとんど細菌感染に対するものであるが、インフルエンザ、HIV、C型肝炎などのウイルス感染への効果も一部報告されている [Lang et al., 2012]。呼吸器感染症を頻発していた患者140人を対象としたスウェーデンでのサプリメント摂取研究で、4,000 IU/日のビタミンD3を使用したところ、血清25(OH)D値はプラセボグループで27 ng/mL前後であったのに対し、サプリメントを摂取したグループでは、53 ng/mLまで増加した [Bergman et al., 2012]。ビタミンD3を摂っていたグループでは、呼吸器感染症に23%、抗生物質の使用日数に50%の低下が見られた。


ビタミンDによるガンのリスク低減効果

文書による十分な裏付けがあるビタミンDの重要な効果の中に、ガンのリスク低下と、ガン診断後の生存率の増加がある。PubMed.gov によると、2012年には、ビタミンDとガンとの関係に関する公表文献が約400本あった。地域相関研究、観察研究および基礎研究によるエビデンスでは、15種類を超えるガンについて、太陽紫外線B波の値や血清25(OH)D値が高いほどリスクが低くなる関連が確認されている。その中でも2つの論文はとくに注目に値する。その1つは、乳ガン、結腸ガン、肺ガン、リンパ腫のいずれかの患者658人の患者を対象としたノルウェーでの研究で、ここでは、ガン診断後90日以内に血清25(OH)D値を測定し、最高9年まで追跡した [Tretli et al., 2012]。18ng/ml以下の方と比較して、血清25(OH)D値が32 ng/mLであったグループでは、ガンによる死亡リスクが66%低くなっていた。ガン患者にとって、これは命綱となるだろう。
もう1つのガン関連論文は、生検にて悪性度が低いと評価された前立腺ガンの患者に4,000 IU/日のビタミンD3を補給した結果について報告したものである [Marshall et al., 2012]。44人の患者が1年間の試験を最後まで終え、そのうち24人(55%)にガンの量の減少が見られた。5人(11%)には何の変化も見られず、15人(34%)には増加が見られた。これと比較して、19人の患者から成る従来的なグループでは、ガンの量の減少が見られたのはわずか4人(21%)で、3人(16%)には何の変化も見られず、12人(63%)にガンの増加が見られた。従って、最適なビタミンD補給は、ガン患者の治療に役立つと思われる。


転倒と骨折

昔から知られているビタミンDの役割は、カルシウムとリン酸塩の吸収および代謝を調節することで、これは骨の強化につながる。ビタミンD補給に関する無作為化比較試験に参加した被験者約31,000人(平均年齢76歳、女性91%)のプール解析では、この被験者の中で、股関節部骨折が約1,000件、非脊椎骨折が約3,800件見られたが、ビタミンDの摂取量が最も多かったグループ(中央値800 IU/日、値域792~2000)では、股関節部骨折のリスクが30%、非脊椎骨折のリスクが14%低くなっていた [Bischoff-Ferrari et al., 2012]。神経筋制御におけるビタミンDの役割は、転倒と骨折のリスク低下においても重要な役割を果たしている。


紫外線環境の変化に対する皮膚色素の適合速度は遅い

JablonskiとChaplinは、人間の皮膚色素沈着およびそれと太陽紫外線との関係を示した一連の論文を公表している [Jablonski and Chaplin, 2012]。彼らは命題として、「人間の皮膚色素沈着は、人の集団が50世代つまり約1,000年にわたって住んでいる場所の紫外線状態に適合してきた」ことを挙げている。真昼の日光から受ける紫外線によってビタミンDが生成され、これが多くの疾患に対する重要な保護作用をもたらすが、日光は皮膚ガンや葉酸の破壊の原因にもなる。皮膚の色が濃いと、フリーラジカルの発生、DNAの損傷、ガン、ならびに葉酸の損失から保護される。このため、濃い色の皮膚は、熱帯地方には最適であり、一方、緯度の高い地域では、薄い色の皮膚が最適である。23°~46°の緯度地域における紫外線B波に適合した皮膚を持つ人は、日焼けする力が備わっている。日焼けは、太陽紫外線B波の量の季節的変化に対する適応手段の一つである。しかし現代では、人は移住や旅行をすることにより、自分の皮膚色素沈着が適していない紫外線状態である地域に行くようになった。この論文では、栄養性くる病、多発性硬化症、黒色腫という3つの例について考察している。その抄録は、「場所や生活習慣の変化によって生じる紫外線B波低値やビタミンD欠乏が、21世紀における最大級の重症疾患の一部をもたらしている」という所見で締めくくられている。


昔から住んでいるアフリカ人のビタミンD値

赤道近くに昔から住んでいるアフリカ人を調べた研究により、「正常な」25(OH)D値に関する情報が得られている。タンザニアの南緯4度付近に住んでいるマサイ族およびハッザ族の血清25(OH)D値に関する論文が公表された [Luxwolda et al., 2012]。これらの民族は、皮膚タイプがVI(非常に濃い色)で、中程度の量の衣類を身に付け、1日の大半を戸外で過ごしているが、可能な場合は日光に直接当たらないようにしている。平均血清25(OH)D値は、マサイ族が48 ng/mL(値域23~67 ng/mL)、ハッザ族が44 ng/mL (値域28~68 ng/mL)であった。こうした結果から、人間の健康にとって、40~50 ng/mLという範囲の平均血清25(OH)D値が最適である可能性が示唆される。これは、概して、いくつかの健康転帰に関する観察研究と一致している。
ビタミンDは、かなりの程度、日光に当たることによって生成されるが、これは太陽が地平線から45度以上昇っている間に限られる。これは、北米や欧州という緯度地域では、夏期の午前11時から午後3時までの真昼の日光に相当する。早朝や午後遅い時間では、皮膚の白い人は日焼けをすることがあるが、日光からビタミンDはほとんど得られない。また、冬期はどんな人も、日光から多くのビタミンDは得られない。このことから、ビタミンDのサプリメント摂取が健康に役立つことは明らかである。


まとめと結論

最適な健康状態のためには30~40 ng/mLを超える血清25(OH)D値が必要であることを示すエビデンスが、このように増え続けている。紫外線B波のかなりの暴露がない場合、こうした値に達するためには、1,000~4,000 IU/日のビタミンD3が必要となる。こうしたエビデンスは、観察研究、基礎研究、無作為化比較試験を含む種々の研究によって得られている。明らかに人工化合物である調合薬の場合、その効果と無害性を実証するために無作為化比較試験が必要であるが、ビタミンDについては、人間を含むすべての動物の命にとって重要な天然の化合物であるため、無作為化比較試験は必要ないはずである。また、ビタミンDの摂取源は他にもあることや、血清値が高いほど25(OH)D値へのビタミンDの換算値が低くなることから、ビタミンDに関する無作為化比較試験は実施するのが難しい。ビタミンDのサプリメントについて調べる大規模な無作為化比較試験を完了し報告するまでには、5年以上かかることになる。4,000 IU/日までのビタミンD3の経口摂取、ならびに100 ng/mLまでの血清25(OH)D値による悪影響は、高カルシウム血症を引き起こす可能性がある病気のある人を除き、事実上存在しない。ただし、用量が4,000 IU/日を超えた場合、一部の人に、高血圧症、刺激、頻脈が見られている。こうしたことから、経口摂取量を増やす、適度に紫外線B波に当たる、適度な血清25(OH)D値を保つ、というビタミンDポリシーを実施する前に、無作為化比較試験の結果を待つ理由はほとんどないと思われる。北米や欧州に住んでいる人はすべて、冬期は1,000~4,000 IU/日のビタミンDをサプリメントで取るべきである。また、皮膚の色が濃い人や事務仕事をしている人は、一年中ビタミンDを摂るべきである。ビタミンDの補給は、多大な健康効果を生み出すための安価できわめて効果的な方法である。

ビタミンDに関する詳しい情報について、興味のある読者は以下のウェブサイトを参照のこと。


http://www.Grassrootshealth.net, http://www.VitaminDCouncil.org および
http://www.VitaminDWiki.com。Grant(執筆者)は、http://www.sunarc.org のディレクターである。




この記事に関し、レビューと寄稿をしていただいた下記のすべての科学者の方に感謝の意を表します。

Barbara J. Boucher, M.D., Queen Mary University of London, Centre for Diabetes, Blizard Institute, London
John J. Cannell, M.D., Vitamin D Council, San Luis Obispo, CA
Brant Cebulla, Vitamin D Council, San Luis Obispo, CA
Cedric F. Garland, Dr. P.H., professor of Family and Preventive Medicine in the UCSD School of Medicine, and member of the Moores UC San Diego Cancer Center, LaJolla, CA
Afrozul Haq, Ph.D., Institutes of Pediatrics and Laboratory Medicine; Sheikh Khalifa Medical City; Abu Dhabi, United Arab Emirates
Robert P. Heaney, M.D., Osteoporosis Research Center, Creighton University Medical Center, Omaha, NE.
Perry Holman, Vitamin D Society, Canada
Johan E. Moan, M.D., Ph.D., Department of Radiation Biology, The Norwegian Radium Hospital, University of Oslo, Oslo, Norway
Stefan Pilz, M.D., Department of Internal Medicine, Division of Endocrinology and Metabolism, Medical University of Graz, Graz, Austria
Jörg Reichrath, M.D., Ph.D., Department of Dermatology; The Saarland University Hospital; Homburg/Saar, Germany.
And, the Editorial Review Board of the Orthomolecular Medicine News Service, listed further below.


参考文献

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日本語訳監修:北原 健(日本オーソモレキュラー医学会)

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